トマト泥棒と越えなきゃならない3つの難所(北海道1周12日目)
6:24 温度19度 湿度100% 1012hPa曇り
昨日のおじさんに朝早くに出くわした。頑張ってと言われると、ちゃんとやる気は出るもんなんだな。
今朝は昨日の道の駅で買っておいた鯛めしとストックしていたバナナを食べた。
昨日、温泉に入らなかったからか体が少し重い気がした。
さよなら、道の駅石狩あいろーど厚田
石狩よりひたすら北上
朝は上着がないと厳しいくらい寒かった。汗をかいてムシムシ感はあったけどそれよりもトンネルの中の寒さの方が耐え難かった。
ゴキビル…
休憩ポイント
やっぱしセイコーマートではこれ
うまいし安い。良き。他にもペペロンチーノやトマト、カルボナーラがある。100円だった時代もあったらしい。
休憩中にトンボが止まった。
トンボって人になつくものなのか。
旅は道連れだけど君はつれていけない。
白銀の滝
白銀の滝で海外のチャリダーと年配のチャリダーにであった。
海外のチャリダーはすぐに出てしまったが方向がおなじなのでまた会うだろう。おじいちゃんチャリダーと自転車の話、きつかった道の話、昔のチャリダーの話をした。ご多分に漏れずこの方も体力気力に満ち溢れていた。
旅している年配チャリダーは何故みんなそんなに体力があるのか?
みんな水戸黄門なのか?
年をとってからバリバリ走れるのは本当にすごいと思う。
トンネルに入っていく後ろ姿を、畏敬の念を込めて自転車を降りてずっと見送った。
道の駅 おびら鰊番屋
小平までの道は向かい風のせいで結構大変だった。そもそも留萌までの道がアップダウン激しめだったのも効いてる。
建物はこんなかんじ。軒のラインがきれい。
解放感すごい。舞台っぽくなってるけど使ったりするのか?
深めの軒下空間。
気持ちよさそうなのに誰もいないのは椅子のせい?
ここの道の駅は思ってたよりきれいでびっくり。
地域で食材がいろいろ取れるらしく直売場はかなり大きかった。
ぶれとる。
そのなかでトマトを買った。中粒が5入って200円だった。安い。なかには小ぶりを集めて150円てのもあった。おいしかった。
海見て午睡かましてる内に、残しておいた半分はカラスに喰われてた。
トマトうまいもんね…
人生史上最も気持ちいい午睡だった。
道の駅 風Wとままえ
めちゃくちゃでかい道の駅。
中はこんな感じ。エントランスに直通する個室。割りと豪快な構成。
ホテル機能がある、というかホテルが道の駅の機能を持っているっていう形なのか。
温泉やプールがあるのでなかなか楽しそうだと思った。
ここの温泉に入るのも良かったが時間がまだあったので次の道の駅へ進む。
道の駅 ほっと・はぼろ
もう普通にホテルだった。
なんなら泊まりたい。
そんな気持ちを押し潰して温泉へ。
よく覚えていないけど温泉は大きめのホテルにありがちな立派なやつだった。広いしきれいでいい。
でもあんまり人に話しかけられない。そんな雰囲気ある。
露天風呂は静かで解放感があった。結構気持ち良かった。気がする。
上がりの一杯
ん~まい。
染み渡る。
そのまま夕飯。結構量があって値段は忘れたけど安かった。
近くに公園があるのでそこでキャンプ。
待ち受ける難所
今日は漕ぐことに集中したからあんまり交流できなかった。徐々に長く走れるようになってきたけどここから正念場だったりする。いろんな人から難所の情報を仕入れていた結果、北海道1周にはだいたい3箇所キツイ場所があるらしい。
その壱:オロロンルート~宗谷岬
オロロンルートは50kmぐらいなんもない道をほぼまっすぐ北上するルート。宗谷岬はほぼほぼ毎日風が強くて寒い場所。らしい。そんなのが割りと近い位置で繋がっている。修羅の道かよ…
その弐:知床峠
ここは割りと有名だと思う。ウトロ側から登るのと羅臼側から登るのでは難易度が違うらしく、今回登るのはまだ優しい方のウトロ側から。動物が出没する確率が比較的高く、なんなら熊の入った家なんてライダーハウスがあるくらい出るらしい。傾斜がそこそこあり峠までの距離も10kmちょいあるらしい。ゾッとする。
その参:えりも岬
とにかく強風。向かい風の場合かなりキツイらしい。坂やトンネルも多いそうだ。先端付近にも泊まるところはあるが付近のキャンプ場をおすすめされた。
とりあえず最初のオロロンルートの突破を目指して。
今日の進んだ距離は135km
しばらく。でした。