8月13日、松前、花火降ル(北海道1周4日目)
6:35 気温23度 湿度82度 1008hPa 晴れ
朝、私がのろのろと支度している間に、昨晩を共にしたライダーさんは颯爽と旅立ってしまった。後ろ姿に別れを告げた。
もう会うこともないだろうなと辛気くさいことを思うも、それが一期一会だと開き直って作業を進めた。
ありがとう。そしてさよなら、横綱の里ふくしま。
福島町~松前町
町を出る前に昨日のビーチへ。
今日が晴れで良かった。
すごく気持ちが良い。
天気がよいのでいろいろ写真を撮ってみる。
西側にある岩が敷き詰められているとこの1つ。
こちらは多分岩の断面。日が当たると光る。
砂。きれい。
水面の様子。
水中の様子。
本日は晴天でございまする。
朝飯はこちら。
セイコーマートでバナナは大々的に売られていることが多く、バナナコーナーみたいなのがある。休憩中にも食べられるし、あんまり飽きないから最強食だと思う。
そいでは、松前へ出発。
道中
洒落てる名前の町。
宮歌。
良いねえ。
景色も良いもんなあ。
そいで…
伊能忠敬さんのキマッてるポーズに感服。
腰が抜けてうまく立ってられない人にも見える。
本人もまさかこのポーズで銅像が建てられるなどと夢にも思うまい。
そんなこんなで…
北海道の最南端に到着。
この下に青函トンネルがあるなんて想像つかない。
スケールがでかすぎるよ…
んで…
松前着。
福島町からそんなに離れていないのでのろのろ漕いでも昼前に着いた。
それにしても海はきれい。
カモメよ、光る海に何を思う。
松前の道の駅はカモメが行き交うスポットなのかたくさんのカモメを見た。
残念ながら飛んでいるところはうまく撮れなかった。
おや、何かあるねえ。
昨日のライダーさんは生うに丼を食べたって言ってたなあ…
確かにこれ見たら思わずいきたくなる。こんなに効果のある宣伝ボードは久々に見た。
なるほどさすが松前。と意気揚々と入店。
プリン体のオンパレードで笑った。
最高かよ。
並んでる途中で係りの人にサイズを聞いたら、
係りの人「このおわん1つがミニのサイズで、通常のものはその2つ分くらいっすね。」
「へぇ、まあそうっすよね。海の幸ですもんねえ…へへ…」
だなんてごまかしたけど、お上品なサイズが過ぎる。(下の写真参考)
もう一度プリン体ボードを見ながら注文を検討。
券を購入。
待っている間、お茶を汲んだらなぜか中華料理屋によくあるやつが出てきた。
何か由縁があるのか?
いくらか待ったのちに番号が呼ばれ、いざご対面。
頼んだのは
マグロの中落ち丼とナマエビのミニ丼。
うににまみれるよりもお腹いっぱいにする事を選んだ。
(ちなみに1人だとカウンター席に通されるようなの海を眺めてのなか食事できる。やったね。)
そいでは、いただきます。
まずはマグロ。
あぁ~。(脳溶~。)
もう言葉はいらない。
これで飯がいっぱい食えるんだから幸せ。
エビもぷりぷりで濃厚だった。
ごちそうさま。
海側にせり出すデッキでソーラー発電休憩。
太陽の向きと日射量さえ整えば結構充電できるからなかなかに優秀だと思う。運転中は荷台に着けて充電。付属のカラビナはちょっと脆いのか、それとも私が乱暴なのかわからないがすでに1つ壊れた。
かき氷も売ってるので、レモンのミニを注文。(値段は忘れた。)
晴れた空。
きらきらと光る海。
澄んだ空気にカモメの鳴き声。
そこで食べるかき氷。
最高。
夏を楽しむってこういうことだね。
松前では本日(8月13日)、
松前城下時代まつり
があるようで出店や町の道路を使ったイベントがあるらしい。夜には花火が上がるとのこと。
あそこで確かに準備してるねえ…(左上)
ん?近くね?
道の駅から100mくらいしか離れていないぞ。(GoogleMapにて確認)
結構見ものかも知れぬ。
ひとしきり休憩したのち、温泉に行くことに。
町中にある
温泉旅館 矢野へ。(写真無)
町の中心部にあり松前城の目と鼻の先にある風情ある旅館。(詳しくはHP参照)
券を購入してそそくさと温泉へ。
大人1枚400円ナリ。(記憶曖昧につき後免。)
結果からいえば、控えめにいっても最高だった。特に露天風呂。長方形型の半屋外に軒が出ている空間。その外は木々が植えられた庭になっていて奥には高い木柵。ドア右手側に浴槽があり、広さは湯船が大人6人くらいがゆったりと入れる広さで、軒先側に同数くらいが座れる木の腰掛けが軒と平行して延びている。
少し深めの軒と柵から入る西陽を眺めながら湯に浸かる。程よい湯加減と眺め。
夕方に入って良かったと心底思った。
他にもちょい熱めの内風呂やサウナがありカラン数も多く(数えていないが10以上あったかも)充分に満足できた。
上がりの一杯。
プシュっ!
あぁ~。(脳過溶~。)
コーラは歯ではなく脳ミソを溶かしていると思う。
最高の湯でした。
温泉旅館矢野さん、お世話様でした。
湯上がりにとりあえず祭りを回る。
タイミングよく、イベントが始まった。バイクの轟音と共に現れた人たちは甲冑を着ていた。
現代風騎馬隊ですか…
結構凝っている。
なかなか面白い試み。
その後
花火会場になっている道の駅へ移動。
夕方の海は昼間と違ってかなり情緒的だった。思わず物思いにふける。
青い帳が降りて、そして、花火が上がった。
僥倖だと思った。
風が観客席へと強く吹いていて。ほぼ真上に花火が上がった。こんなに間近で見られると思っていなかったから落ちてくる薬莢にびびりつつも写真や動画を取りながら鑑賞した。(旅後にyoutubeにあげます。)
それこそ、本当に花火か降ってきているようだった。特に最後の花火が幻想的でハリポタのシリーズ後半の魔法戦争並みに色鮮やかに光ってすごかった。こんなに近くで見えるのはここだけなんじゃないか。そう思った。
風が強くよく晴れたから見えたのだと思った。
もっと有名になっても良さそう。
50団体近くが出しているらしく結構長く楽しめた。
一見ノ価値アリ。
花火終わりの駐車場は落ちてきた薬莢だらけだった。
そのまま、道の駅で一泊。
強い風に吹かれガサガサ音をたてるテントの中、至上の気分で眠りに着いた。
どうも。しばらく。でした。
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