その岬、強風につき。(北海道1周23日目)
百人首オートキャンプ場の朝
襟裳岬に向かう日が晴れに当たるように調整しながら走ったかいあって、今朝は気持ちいい位に晴天だった。
朝飯は昨日買っておいたおにぎりと玄米ブランを食べた。もっと食べないと長く走れないけれど、手持ちがこれしかなかった。襟裳岬にも食堂はあるので到着したら食べようと思う。岬まではこのキャンプ場からだと10㎞ないくらいなので恐らく大丈夫だと思う。
厳かな気持ちでテントをたたみ、ライドオン。
朝のえりもは走っていて本当に清々しい。北海道は場所によって空気感が違うと感じるけれど、特にえりもの空気感は好みだと思う。
襟裳岬到着
おみやげセンターと食堂が入ってる施設
朝早い時間だったこともあり、訪れている人は数えるくらいしかいなかった。神威岬の時にはお昼頃に行ったこともあって大勢の人が訪れていたから、今回はなるべく朝早くに来ようと考えていた。過去の経験を生かせてよかった。(本当は朝日を見るくらいに早く出ようかと思っていたけれど起きれなかった。)
さっそく岬の方へと行ってみる。
岬の地図を発見
何か所か見れるところがあるみたい。
とりあえず右上のスポットに向かう。
途中の道が雰囲気あっていい。
襟裳岬
なかなかの達成感ありますねえ。ここまで来たか。そんな感じ。
次はもっと先端に行ってみる。
神威岬よりかは短そう。
先端
もう感無量だった。ゴールした気分がある。水平線は淡くかすかに湾曲してみえた。西から吹く風が強くそれでも嫌だなっていう感じではなかった。数分間ベンチで景色を見ながら脱力していた。
腹のすきを思い出して食堂に戻る。
振り返ってきた道を戻るときに疲れがどっと来るの感じる。
どうでもいい話だけど、
このての多少の過酷さを含んだ旅とかで、
この景色を見たら、疲れが取れましたぁ!
っていうの聞くけど(実際に言ったこともあるけど)どっちかっていうと
疲れていたのを忘れるの方が近いと思う。
疲れを忘れるくらいすごい景色なのは間違いないんだけど。
そんなくだらない事を考えながら歩いた。
2度目の朝飯
店の中で何か食べる。
かつカレーを注文した。
家のカレー感あふれる一品だった。ちゃんと量が入っていてしっかりとエネルギ―補給。
ごちそうさまでした。
向かい風をかき分け進む
本日は風の運がないらしくずっと向かい風だった。
向かい風もあるなか割とアップダウンが続いている。風もあってアップダウンもあって、最後の難所らしく過酷だった。それでも、これが最後だと思い、根性で進んでいく。今日は日差しも強いからなかなかに体にこたえた。とにかくひたすらペダルを踏んで、向かい風の中を進んだ。
静内に到着
夕方が近くなり、今日の目的地一歩手前の町で止まることにした。
とりあえず、温泉を探してみる。
街中にある天然温泉ホテルローレルで日帰りをやっているそうなので行ってみる。
受付を済ませ温泉のある階へ(確か6階)
内湯が一つだけでサウナと水風呂あり。
高い所から静内の街を一望しながら入れた。気持ちよかった。
緊張で張りつめていた体がほぐれていくのが分かった。
休憩室でアイスを買う。
変な形になって、おばさんは
エッフェル塔になっちゃったぁ
って笑っていたからとりあえず合わせて笑った。たぶんピサの斜塔って言いたかったんじゃないかな。どうだろう?
アイスを食べながら、寝る場所を考える。
ほんとは新冠のキャンプ場に行く予定だったが向かい風のおかげであと一歩たどり着けなかった。
なので
昨日のチャリダーに教えてもらった場所に行ってみる。
教えられた場所は球場の裏だった。
街のはずれで人の目からも遠くトイレもあるのでおすすめだよ!
とのこと。
実際行ってみると、確かに良かった。
よし。ここで寝よう。
今日、聞いていた難所は全て超えた。何となくの達成感があったけど、向かい風のおかげであんまり実感がなかった。
疲れのおかげですぐに眠りにつけた。
本日進んだ距離は96㎞
しばらく。でした。
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