対台風戦線当日(北海道1周7日目)
6:01 気温25度 湿度80% 995hPa晴れ間あり
朝飯をセイコーマートで購入して海岸沿いへ。
本日はこちら。
梅おにぎりは苦手だったけどセイコーマートの梅おにぎりはまじでうまいと思う。飽きない。
ホントに台風くるかってくらいキレイ
いざ瀬棚町へ
道中はほぼ山中
山道の登りがきつくて孤独で怖い。踏ん張って顔を上げたときに熊いたらほぼ人生かかっちゃうな。と感じるくらいに怖い。登った分必ず下りがあるから報われる、って誰かが言っていたけど本当にその通りで、風を切って下るのはとても気分が良い。
9:23 なんとか瀬棚町へ着く
この時点で風はなかなかの強さであった。いろいろ情報収集してみると、瀬棚町北西部分にキャンプ場があることがわかった。
ついでにその近くに市営の温泉があったのでこれは幸運なり。と思い、とりあえず下見。
対台風戦線防衛基地
一抹の不安を抱え現地に着いたとき、その不安は消え去り安堵すら覚えた。
こいつぁいいや!
しかしよくよく見ると、壁にスリットがある。
まあでも屋根が大きく真ん中らへんなら大丈夫か?
ここならなんとかやり過ごせそう。トイレも近いし、大丈夫そうだ。
まじで良かった。
ホントにラッキーだった。
と思った。
せたな公営温泉浴場やすらぎ館
カラン数は9つくらいでジャグジーがあり、内風呂は10人くらいがゆったり入れる広さ。サウナがあって、外には4人くらいがゆったり入れる露天風呂もあった。
天井高さがかなりあって開放的。開口が大きく外に大きく開いた室内。結構キレイな印象を持った。
露天風呂は大きな柵から松ノ木が見えて空が開けていた。天気が良ければかなり気持ち良かっただろう。
地元民のいこいの場所らしくみんな知り合いみたいだ。
充分に暖まり脱衣場へ。
ゴマアイス購入。
以前まで近所の牧場自家製?のものも扱っていたが今はやっていないそうだ。これは
ワタミで出しているものと同じらしい。
風呂上がりに炭酸もいいけど、こういうさっぱりするやつもいいね。
お世話様でした。
セイコーマートで食料を調達し基地へと戻る。
新潟ライダー再び現れる!
キャンプ場に戻り、そそくさとテントを張る。小屋中央にあった椅子を多少動かしなんとかテントを収めた。ロードバイクも濡らしたくないので内側へ。
時間にゆとりができて、テントの中でのんびりしていると、人の声が聞こえた。明らかに近く、小屋の中にいるのがわかった。怖っ!
恐る恐る外に出て見ると、上の国もんじゅであった新潟の年配ライダーさんがカッパを着て立っていた。奥尻島に行った帰りらしい。まじで鉄人だ。Googlemapで探していたら偶然ここを見つけたらしい。
やり方も若い。
新潟ライダーさんも小屋中央端側にテントを張って一緒に晩酌をしようということになった。
何とも心強い人が共に台風の夜を越すことになって安心できた。
たくさんの話をした。これまでの話。奥尻島のこと。北海道のこと。自転車のこと。若いときのこと。仕事のこと。今のこと。年が離れた人とここまで楽しく話せたのは、きっと新潟ライダーさんの柔軟さのお陰だと思う。変に自慢しないし、話はちゃんと聞いてくれるし、優しさで溢れている。台風の夜なのに有意義な時間が過ごせて、ホントにラッキーだった。
この1週間いろんな人にであったけれどこの人に出会えて本当に良かったと心から思った。
お酒とおつまみごちそうさまでした。
微睡みの中でテントを揺らす強い風を確かに感じながら、気持ちよく眠りに着いた。
どうも、しばらく。でした。
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