いっそのこと北海道に移住しても良いんじゃないか(北海道1周3日目ー半ー)
話の前段はこちら↓
12:34 気温25° 湿度75% 1008hPa 薄曇
多少の空腹感を感じつつも、潮風に後押しされるようにライドオン。
知内の道の駅までの道は決して長いものではなかったが、その認識が甘さに繋がった。と今では思う。
平坦な道でも漕ぐ力が徐々に減っていくのがわかる。
漕いでも漕いでも前に進まないような夢でも見てるんじゃなかろうか?
そのくらい力めない。
最終的に仇となったのは、微かに見え始めた晴れ間だった。あんなに求めていたのに汗が出るわ出るわで余計に暑い。
「頼む、曇ってくれ。」とか
どんだけわがままか。
わずかな勾配もなんとか乗り越える位疲弊してきた時見えたのは、セイコーマートであった。
あのオレンジの看板が光り輝いて見えてしまって、知内での昼食のことなど一瞬で忘れた。
結果としては知内の道の駅でこの飢えを何とかしてくれそうなものはなく(多分)そのセイコーマートが最善手であったと思う。
そしてそのセイコーマートで買ったお昼ご飯はこちら。
米をかきこんで、水でがーっと流し込みたくなったがここは焦らずに咀嚼。
食後の甘夏スムージーは流し込んで、
少しづつ体力が回復していくのを感じる。
スマホがレッドゾーンの時に充電されるとこんな感じなのか?
と思えるくらいに回復。
セイコーマートの店先で生を実感する、お昼ご飯であった。
食後の休憩をとりつつ、いざ知内の道の駅へ。
13:20 午睡充電
あんなに求めていた知内の道の駅も、腹を満たしてからでは、休憩ポイントの1つにしか思えなかった。
知内の道の駅にて売っていた青の洞窟サイダー。
200円ナリ。
知内の道の駅2階が休憩コーナーらしかったので、サイダーを手にささっとのぼる。
サイダー狂いではないので正直普通のサイダーと何が違うのかわからなかったが、干からびる寸前の体に染みて大変に美味であった。
道の駅敷地内に新幹線を眺める展望台があり、地上から4~5階分上がらなくてはいけないらしかった。
無理。
登っていく人を見送りながら、午睡。
1時間半程眠り、再びライドオン。
16:08 たどり着いた先には
知内の道の駅を越えた先は、アップダウンが少しきつく、多めに水分補給休憩を入れてやり過ごした。
後半のトンネルを越えると急な下り坂になっていて、あまりの気持ち良さに気がおかしくなるかと思った。
登りきれて本当に良かった。
坂を過ぎればもうそこは福島町の市街地で、人の姿もちらほら見えるようになった。
大きな建物を発見。
ボリューム感すごい。
青函トンネル記念館というらしい。
なるほど。
だからこの形か。
コンセプチュアルで良い。
長手面はこんな感じ。
入り口。どことなく感じるスペースシップ感。
建物内も興味があったものの、時間も時間なのでここは先を急ぐ。
福島町の道の駅を見つけたあと、狙っていた温泉の情報を検索して本日が定休日であることを知る。
とどまっていても何にもならないのでとりあえず散策。
ビーチがあるのは知っていたのでとりあえずそちらへ。
16:50ゴートゥーザヨコヅナビーチ
大きくはないものの、キレイに管理してあり町民に愛されている場所なのだろうと思った。
砂の感触も気持ちいい。
天候は恵まれなかったが落ち着ける気持ち良さがあった。
町民だけのプライベートビーチは、海沿いの生活とは縁遠い身にとってかなりうらやましい。
福島町の道の駅でであったライダーさんの話によれば、明日この砂浜で町のお祭りがあるそうで、やはり道の駅で野宿するほかなかった。
その後
先ほどのライダーさんと合流し一緒に道の駅で野宿する運びとなった。
函館の話、2日目に見た太平洋セメント工場の話、一緒に走った人の話、他にもたくさんの話をしたが、名前も知らない人とここまで楽しくいられたのは生まれて初めてかも知れなかった。
トマトやクロワッサンを譲ってくれてありがとう。
どっぷりと北海道の魅力に浸かっていくの感じながら、暗い夜に沈んでいくのでした。
北海道最高かよ。
編集後記
*教会は日曜日にミサが行われているため、行くのが憚られ、翌日月曜日に行った。今思えばいっても良かったと後悔している。
長らくお待たせしました。後日改めて書きますが、スマホの充電問題がかなりシビアで投稿が遅れています。札幌までは不定期更新もやむを得ない覚悟であります。何卒お付き合いいただければと思います。
しばらく。でした。